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鍵・ドア修理はなぜ本人立ち会いが必要?家族や借主への伝言で料金トラブルが起きる理由

「そんな話は聞いていない」
「思っていたより高い金額を請求された」

鍵やドアの修理で起きるトラブルの多くは、技術の問題ではなく、説明が正しく伝わらなかったことが原因です。

そして説明は、人を一人挟むたびに形を変えていきます。

この記事では、なぜカギとドア修理コバヤシが本人立ち会いをお願いするのか、
実際にあった行き違いの例と、業界全体の料金トラブルの実態をふまえて説明します。

カギとドア修理コバヤシでは、鍵交換やドア修理のご依頼をいただいた際、
次のいずれかの方に現場へ立ち会っていただくようお願いしています。

  • お申し込みいただいたご本人
  • 修理内容と費用を、その場で判断できる方

これは「作業中に誰か家にいてください」という意味ではありません。

鍵やドアの修理では、電話で聞いていた症状と、現地で分かる原因が違うことがよくあります。
調整で済むと思っていたものが交換になることもあれば、逆に交換予定だった部品を修理で残せることもあります。

つまり、何をどこまで直すのか、どの部品を使うのか、費用はいくらになるのかは、
現場で状態を見ながら決めていくことになります。

このとき判断できる方が現場にいないと、
後から「そんな話は聞いていない」というトラブルが起きやすくなります。

実際にあった行き違い

これまでにも、ご本人ではなくご家族だけが立ち会い、
作業後に認識のずれが発覚したことがあります。

  • 「ディンプルキーにしてほしかったのに、ギザギザの鍵になっている」
  • 「新しい鍵を5本欲しかったのに、3本しかない」

ディンプルキーの中には、一般的な合鍵店ではすぐに複製できないものもあります。
だからこそ本数まで作業前に確認しておきたいのですが、
依頼内容を知っている方が現場にいなければ、その情報は作業する側に伝わりません。

これは誰かが悪いという話ではありません。
問題は、専門的な説明ほど、人を一人挟むたびに内容が変わってしまうことにあります。

目次

「丸い話が三角になり、最後にはバツになる」

コバヤシはこの現象を、現場でよくこう話しています。

「丸いものを、丸いまま伝えたい」

たとえば現場でドアの立て付けを確認し、こう説明したとします。

「まずこの部分を調整します。ただ、それでも改善しなければ次の段階の修理が必要になり、費用も変わります」

その場にいる方には、実際のドアを見せながら説明できます。
なぜ一度で金額を確定できないのか、次に進む場合は何をするのかまで、その場で伝わります。

ところが、この説明が人づてに伝わると、こう変わっていきます。

○業者の説明
「調整では直らないので、次の作業が必要です」

↓

△ご家族が伝える
「なんか調整だけでは直らなくて、追加で修理したらしい」

↓

×さらに別の方へ
「最初に聞いていたより高い修理を勝手にされた」

コバヤシ本人なら、壊れている場所を指しながら
「ここがこうなっているから、この作業が必要です」と説明できます。
しかし専門知識のない方に、同じ内容をそのまま別の人へ伝えてもらうのは簡単ではありません。

丸かった話が、一人に伝わると三角になり、もう一人に伝わる頃にはバツになってしまう。

それなら最初から、判断する方に丸いまま伝えたい。
立ち会いをお願いしている一番の理由が、ここにあります。

金額が大きいことと、不当に高いことは違います

鍵やドアの修理は、部品の値段だけで金額が決まるものではありません。

  • 立て付けがどこまで崩れているか
  • 既存の部品を残せるか
  • 交換しなければ再発する状態か

これらによって作業内容が変わり、結果として数万円以上になることもあります。

金額だけを後から聞けば「そんなにかかったの?」と思うのは当然です。
しかし、金額が大きいことと、不当に高いことは同じではありません。

必要な修理をした結果として金額が大きくなるのであれば、
その理由を作業前にきちんと説明し、納得いただいたうえで進めたいと考えています。

作業内容が変わる時も、了承をいただいてから進めます

立ち会っていただいたお客様に、トラブルの原因を細部まで丁寧に説明します

カギとドア修理コバヤシでは、受付から現場確認、部品の発注、施工まで、
基本的にコバヤシ本人が対応しています。

進め方は次の通りです。

  1. 電話・LINEで:事前に分かる範囲の料金と作業内容をお伝えする
  2. 現場で:実際の状態を確認し、何をするのか、いくらかかるのかを説明する
  3. 了承をいただいてから:作業に入る

途中で別の不具合が見つかった場合や、最初の調整だけでは改善しなかった場合も、
勝手に作業を追加することはありません。
改めて内容と費用を説明し、了承をいただいてから進めます。

特に立て付け修理は、一つ目の調整で改善すればそこで終わりますが、
直らなければ次の段階へ進むことになります。
最初から一つの固定金額で考えることが難しく、
その都度「ここで止めるのか」「次へ進むのか」を判断する方が必要になります。

だからこそ、単にその家にいる方ではなく、
費用について最終的に決められる方に立ち会っていただくほうが、
話も早く、施工後の認識違いも減ります。

業界には、実際に料金トラブルがあります

鍵開けサービスの料金トラブルについて

国民生活センター
広告に表示された金額と実際の請求額が大きく異なるという相談が寄せられています。見積もりのために呼んだ事業者とその場で契約した場合などは、クーリング・オフが適用できる可能性があると案内されています。

消費者庁
安価な料金表示を見て鍵開けを依頼したところ、現場で数万円から数十万円を請求された事例について注意喚起しています。

※出典は記事末尾に記載

こうしたトラブルが実際にあるからこそ、コバヤシは「後から説明すればいい」ではなく、
作業するその場で、依頼した方と直接話しておきたいと考えています。

ご家族からの依頼では、誰が判断するかをご確認ください

立ち会っていただき、内容と費用にご納得いただいたうえで作業しています

最近は、離れて暮らすお子さんから、
ご高齢の親御さんの家の鍵交換やドア修理を依頼されるケースが増えています。

このとき「家には母がいるので、話だけ聞いてもらいます」という形にすると、
現場で追加の判断が必要になった際に困ることがあります。

実際にあったのは、こうしたケースです。

ご本人からの依頼で鍵交換を行ったところ、後から帰宅したご家族に
「なぜ鍵を交換したのか」「なぜディンプルキーのような高い鍵にしたのか」と問い合わせを受けた。

依頼したこと自体について、ご家族の間で認識が食い違っていました。

支払いでも同じことが起こります。
現場でカード決済をする予定でも、スマートフォンでの決済に慣れていない方が、
その場でカード情報を入力することに不安を感じ、
「これは怪しいのではないか」と支払いを止めてしまうことがあります。

鍵交換は防犯に関わります。
どの鍵にするのか、新しい鍵は何本必要か、誰がその鍵を持つのか。
すべてが作業後の生活に直結します。

だからこそ、「誰かが家にいればいい」ではなく、
申し込んだ方や、最終的に判断できる方と直接お話ししたいのです。

後から不安になること自体は、自然なことです

立ち会っていない方が、後から金額を見て不安になること自体を、
コバヤシは問題だと考えているわけではありません。

現場で何が起きていたのか分からず、家族から十分な説明も受けられなければ、
「本当に必要な修理だったのか」と疑問を持つのは自然なことです。

だから、その疑問が施工後に生まれないようにしたいのです。

現場で状態を一緒に見て、必要な修理と費用をコバヤシ本人から直接説明し、
「それならお願いします」と了承いただいてから作業をする。
このやり取りができれば、施工後に金額だけが一人歩きする可能性は大きく減ります。

作業をお断りすることもあります

後から「聞いていない」「そこまでやるとは思わなかった」というトラブルになる可能性が高いと判断した場合、修理そのものは可能でも、その日の作業をお断りすることがあります。

これは作業をしたくないからではありません。
適正な内容と金額で修理をする以上、その理由まで理解していただいた状態で仕事を終えたいからです。

鍵・ドア修理をご依頼いただく際は、
できるだけ次のいずれかの方の立ち会いをお願いしています。

  • お申し込みいただいたご本人
  • 修理内容と費用を、その場で判断できる方

ご家族の代理でお申し込みいただく場合は、
当日どなたが判断されるかを事前にお知らせいただけると助かります。

専門的な説明を誰かから聞き直すのではなく、現場でコバヤシから直接聞いていただく。
それが、お客様にとってもコバヤシにとっても、
施工後の余計なトラブルを防ぐ一番確実な方法だと考えています。

画像確認・お見積もりは無料です。
写真を送っていただければ、事前に分かる範囲で費用感をお伝えできます。

電話で問い合わせ
LINEで簡単相談

参考資料

国民生活センター「鍵開けで高額請求された!」
https://www.kokusen.go.jp/t_box/data/t_box-faq_qa2021_28.html

国民生活センター「【修理・鍵】高額請求されて支払った。返金してほしい。」
https://www.faq.kokusen.go.jp/faq/show/138?site_domain=default

消費者庁「予想外に高額な請求をする鍵開け業者にご注意を!」
https://www.caa.go.jp/notice/assets/consumer_transaction_cms203_220225_02.pdf

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この記事を書いた人

1998年より鍵とドア修理一筋で、現在は年間1200件の修理実績を持つドア修理のプロフェッショナルとして活動。
特にドアクローザー交換は全国トップクラスの実績を持つ。
イタリア・キーライン社での鍵と錠前の技術研修を経験、日本ではウッドリペアマイスター2級を取得。
川越市在住の地域密着店主として、地域防犯推進委員も務め、防犯啓蒙活動に努める一面も。
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