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依頼者様の詳細
- 住所: 埼玉県川越市中台南
- 名前: M様50代女性
- 施工日: 2025年8月26日
- 住宅種別: 一戸建て
- 参考価格: 錠前ケース交換 20,000円台
依頼内容(お客様の困りごと)
埼玉県川越市中台南にお住まいのM様からのご相談でした。
築30年の一戸建てで、玄関ドアの錠前の動きに不具合が発生していました。
最初に不調が出たのは、ドアクローザーが壊れてしまったこと。
続いて玄関の補助錠(デッドボルト)が固くなり、開閉に時間がかかるようになっていました。
補助錠は交換で改善しましたが、その後、メインの本締錠ケースに深刻なトラブルが出始めました。
症状としては、カギを閉めても自然に開いてしまう、逆に開けようとしても動かないことがあるなど、日常の防犯上大きな不安がある状態でした。
M様は「夜寝ている間に鍵が勝手に動いてしまったらどうしよう」「外出時に施錠できなかったら困る」と強く不安を感じられていました。
当初は「修理で直せれば費用を抑えられる」との思いから、オーバーホールを選択。
内部を分解・洗浄・調整して一時的には動きが良くなりました。
しかし数週間経つと再び症状が出てしまい、「やっぱり交換すべきだったのか」と後悔の気持ちもあったとのことでした。
コバヤシのご提案

現場で確認すると、本締錠ケース内部のバネやピンがすでに摩耗しており、経年劣化による金属疲労も見られました。
30年間使用されていたため、日本ロック工業会が推奨する「一般錠10年・電気錠7年で交換」という目安を大幅に超えていました。
オーバーホールで一時的に改善できても、根本的な解決にはならない状態でした。
そこで、本締錠ケースの新品交換をご提案しました。
作業は20分ほど。古いケースを取り外すと、内部部品がすり減って形が変わっており、金属粉が付着していました。
新しいケースを取り付け、シリンダーとの噛み合わせを確認しながら微調整。
開閉テストを繰り返して、どの角度でもスムーズに施錠・解錠できるよう仕上げました。
交換後は「カチッ」とした確実な手応えが戻り、カギが自然に動いてしまう症状も完全に解消。
M様にも実際に操作していただき、安心してお使いいただける状態になりました。
今回の施工を通じて改めて感じたのは、「修理で延命するよりも、早めの交換が結果的に安心で安上がりになる」ということです。オーバーホールで一時的に直せても、再発すれば二度手間・二重の出費になってしまいます。
特に30年以上使い続けた部品は、寿命を迎えていると考えるべきです。
お客様の声

「最初は修理で済むならその方が安いだろう」と思ってオーバーホールをお願いしました。
確かに一時的には良くなったのですが、すぐにまた不具合が出てしまい、不安が残っていました。
今回思い切って本締錠ケースを交換してもらったところ、動きが軽くなり、施錠・解錠が安心してできるようになりました。夜も安心して眠れるようになり、本当にホッとしています。
最初から交換しておけばよかったと思いますが、最終的に小林さんに対応していただいて正解でした。
30年もよく持ってくれたと思うので、今後は早めに交換を考えるようにします。
