施工画像
作業中のコバヤシ本人
依頼者様の詳細
今回ご依頼していただいたT様
- 住所: 埼玉県所沢市
- 名前: T様
- 施工日: 2025年8月16日
- 住宅種別: 一戸建て(築35年)
- 参考価格: ディンプルキー交換 2〜3万円台
依頼内容(お客様の困りごと)
所沢市にお住まいのT様ご夫妻(70代)から「玄関の鍵が硬くて、上下ともにほとんど動かない」とのご相談をいただきました。築35年の戸建てで、使用されていたのはMIWA 248ディスクシリンダー。
当時は主力製品として大量に流通していましたが、現在では「世界一ピッキングされやすい危険な鍵」として有名で、防犯性の低さが大きな問題となっています。
ご夫妻は「5年ほど前から動きが悪く、日によっては施錠できないこともあった」と振り返られていましたが、「壊れるまで使おう」と使い続けていたとのこと。特に最近は外から鍵がかからないこともあり、「今日中に何とかしてほしい」という強い要望で緊急対応となりました。
鍵は防犯性の低さに加え、経年劣化で完全に摩耗。
施錠しても指で押せば開いてしまう危険な状態で、閉じ込めや侵入のリスクが極めて高い状況でした。
コバヤシのご提案
最新のディンプルキーが使えるシリンダーに交換
今回は、所沢市のT様宅の玄関にて、上下2箇所の古いMIWA248ディスクシリンダーを防犯性の高い最新ディンプルキーへ交換しました。
まず現場を確認すると、上下の鍵はどちらも回りが非常に硬く、内部ディスクの摩耗が進行。
シリンダーを回してもラッチやデッドボルトが正常に動作せず、防犯性どころか実用性すら失われていました。
MIWA248は1980年代〜90年代に大量に普及したモデルで、当時は標準的な鍵でしたが、現在ではピッキング工具を使えば数秒で開けられる脆弱性が知られており、警察や防犯団体も交換を推奨している鍵です。
交換には、最新のエージェント製ディンプルキーを採用。複雑なピン配列でピッキング耐性が高く、耐久性も大幅に向上しています。外観もスマートで、ご夫妻から「新しい鍵は軽く回るし、手にしっかり馴染む」と喜んでいただけました。
作業は、まず既存の248シリンダーを取り外し。35年間使用されていたため内部は固着がひどく、ネジや座金もサビついていました。専用工具で少しずつ緩め、ドア本体を傷めないよう慎重に撤去。
続いて新しいシリンダーを組み込み、上下2箇所の鍵を同一キー仕様に設定。
これにより1本の鍵で上下どちらも施錠・解錠できるようになり、利便性も向上しました。
また、デッドボルト上部の動きが硬く完全に摩耗していましたが、今回は予算の都合で交換は見送り。
代わりにサービスでグリスアップを行い、摩擦を軽減してスムーズに動作するよう調整しました。
これにより当面の使用には支障がない状態まで回復。
施工時間は約2時間。古い鍵から最新のディンプルキーへ切り替わり、防犯性と操作性が一気に改善されました。
今回のように「壊れるまで使おう」と考えてしまう方は多いですが、鍵は日常的に使う安全装置。完全に壊れる前に交換することで「閉じ込められて外に出られない」「鍵がかからず侵入される」といった事故を防ぐことができます。
当店では古い住宅の鍵交換にも対応しており、防犯性を重視した最適なご提案をいたしますので、安心してご相談ください。
お客様の声

古く消耗したシリンダー。防犯性も低いモデルでした
「築35年の家でずっと同じ鍵を使ってきました。
5年ほど前から鍵が硬く、だましだまし使っていましたが、最近は外から施錠できず本当に困っていました。
今日中に対応してほしいとお願いしたところ、すぐに来てくださり助かりました。
今までの鍵が『世界一危ない鍵』と呼ばれているMIWA248だと知って驚きました。
確かに回してもスカスカで、防犯性も全くなくなっていたんだと思います。
検索で『所沢 鍵 交換』と調べたらこちらのホームページが一番上に出て、本人が出ているページを見て安心感がありお願いしました。チェーン店よりも信頼できると思ったのが決め手でした。
交換後は鍵の回りが軽く、最新のディンプルキーになって安心です。
上下とも1本で開け閉めできるようになったのも便利で嬉しいです。
もっと早く交換していれば良かったと思います。これで夫婦ともども安心して過ごせます。」















