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依頼者様の詳細
住所:埼玉県入間郡毛呂山町
名前:N様
施工日:2025年11月15日
住宅種別:一戸建て
参考価格:蝶番調整:5,000〜7,000円台、ドアクローザー交換(普通扉用):23,000円
依頼内容(お客様の困りごと)

N様から、「室内ドアがどれも枠に当たって閉まらなくなり、玄関ドアもスムーズに閉まらない」というご相談をいただきました。
まずリビングと2階の室内ドアは、縦のラインが枠側に寄りすぎてしまい、閉めようとすると横方向で枠にぶつかる状態でした。上下の隙間も不均一で、上側が盛り上がるように歪んでいたため、開け閉めのたびに引っ掛かりが出ていました。
長年使ううちに少しずつ悪化してきたようで、
- 「硬くなったくらいにしか感じていなかった」
- 「こんなに上がっているとは思っていなかった」
とお話されていました。実際、横から見るとドアがわずかに反っており、蝶番の軸が受ける力が偏っている状況でした。
さらに、東日本大震災の際に玄関上の壁に大きなひびが入った経緯があり、そのタイミングで室内の枠も歪んだ可能性が高いとのことでした。それ以降もベランダ側の風で強く閉まり続けた影響が積み重なり、蝶番・枠・ドア本体の全体に歪みが広がっていたようです。
2階のドアも同じ症状で、上と下の両方が枠に軽く当たってしまい、「完全に閉まらなくなったのは2年ほど前」というお話でした。つまずきやすい段差も発生しており、日常動作の中でふとした危険が出てきていました。
そして玄関ドアは、枠とドアのズレに加えて、

- ドアクローザーが途中で止まらずバタンと閉まる
- 油漏れがあり完全に寿命が来ている状態
- 使用年数は30〜40年ほどと推測される
という、生活上の安全にも関わる症状が出ていました。
過去には、お父様が健在だった頃に玄関が閉まらず外に出られなくなった経験があったとのことで、同じことがまた起きるのではないかという不安を抱えながら生活されていました。
コバヤシのご提案

今回の症状は、
- 地震による枠全体の歪み
- 長年の使用と衝撃によるドア本体の反り
- 蝶番のネジ山潰れ・固定力低下
- 玄関ドアではドアクローザーの完全破損
という複合的な原因によって起きていました。
■ 室内ドア(リビング)の調整
まずドアを外して状態を確認すると、蝶番側のネジ山が潰れており、本来支えるべき位置で力を受けられなくなっていました。そこで、
- 潰れたネジを抜く
- 一回り大きいネジへ変更
- 蝶番の固定力を復活させる
- ドアの角度と高さを枠に当たらないギリギリまで調整
という流れで補修しました。
ドアの歪み自体は完全には戻せませんが、生活上ストレスのない開閉まで改善しています。
■ 2階の室内ドアの調整
こちらも枠とドアの位置関係がずれており、上と下がわずかに当たっていました。
- スペーサーで角度と高さを微調整
- ネジ山の弱い箇所は別サイズのネジに交換
- それでも残る軽い当たりは、ろうを塗って滑りを改善
という組み合わせで仕上げました。
調整後は、つまずく心配もなく、軽い力で閉まる状態に戻っています。
■ 玄関ドア:ドア本体の歪み+ドアクローザー交換
玄関は最も症状が大きく、
- ドア本体が横方向に反っている
- 上の部分が枠に当たり閉まりにくい
- ドアクローザーは完全に故障し、油漏れ
という状態でした。
蝶番で調整できる範囲は限界がありましたが、枠との当たりを最小化する位置を探り、
- 調整の限界ギリギリまで角度を修正
- 現行品のドアクローザーへ交換
- 開閉スピードと最後の閉まり方を最適化
という作業で、安全に閉まる玄関として復活させました。
ドアクローザーを放置していた場合、さらなる歪みや閉じ込めの危険があったため、今回のタイミングで交換できたのはとても良い判断でした。
地震の影響が長年蓄積し、枠・蝶番・ドア本体のすべてに歪みが広がるケースは珍しくありません。
放置すると調整の余地がなくなり、ドア本体ごとの交換が必要になることもあります。
今回は、
- 室内の蝶番調整とネジ補強
- 2階ドアのスペーサー調整
- 玄関のドアクローザー交換
- 蝶番の調整
これらを行うことで、生活上のストレスを大きく減らし、安心して過ごせる状態まで戻しています。
お客様の声

「毎日使っていると全然気づかないものですね。横から見せてもらって、こんなにドアが上がっていたのかと驚きました。
硬くなったくらいだと思っていたんですが、専門の方に見てもらうと全く違いますね。
閉めたときの軽さが全然違います。玄関のクローザーが壊れていて、父が閉じ込められたこともあったので、また同じことが起きたらと不安でした。今回ちゃんと閉まるようになって、本当に安心しました。」


