施工画像
ドアの角度が変わってしまい、縁に擦っている状態でした。このままでは何を交換しても問題は解決できません。
ピボットヒンジを調整中。経験やノウハウが少ないとなかなかできない作業です。
一般的な住宅用の蝶番ではなく、ピボットヒンジタイプが付いていました。
ラッチボルトの不具合のため錠前を交換。ドアノブと錠前を外しての作業になります。
新しい錠前に交換後。ラッチボルトが新しくなり、これでドアの開閉がスムーズになりました。
ドア周辺の不具合の大元であるドアクローザーも交換させていただきました。
ピボットヒンジを調整してドアの角度を直して、擦らなくなりました!
依頼者様の詳細
- 住所: 埼玉県和光市
- 名前: S様40代男性
- 施工日: 2025年8月2日
- 住宅種別: 一戸建て
依頼内容(お客様の困りごと)
埼玉県和光市にお住まいのS様(40代男性)より、「玄関の建て付けが悪く、鍵を2ヶ所交換しても症状が改善されない」とご連絡をいただきました。
ドアを閉めるたびに引っかかりがあり、鍵もかたく、ラッチも不調とのことで、「このままでは家の出入りがストレスだし、防犯面でも不安」というお悩みでした。
ご自身で複数の業者に相談されたそうですが、「ドアの歪みは調整不可」「ドアごと交換で70万円かかる」と言われてしまい、「本当にそこまでしないと直らないのか?」と疑問を持たれていたとのことです。
コバヤシのご提案
現地にお伺いして確認したところ、ドアの下部が下がり、開閉時に下枠に引っかかる状態でした。
まず最初に鍵を2ヶ所交換されていたのですが、それでは根本的な症状改善には至らず。
ドアのヒンジを確認すると、一般的な住宅用蝶番ではなく、事務所や店舗などに使用される「ピポットヒンジ」タイプ。
これが経年劣化で緩み、ドア自体が少しずつ沈んでしまっていました。
まずはこのピポットヒンジの上下を調整し、ドアの高さを約3〜4mm持ち上げることで、下部の干渉を解消。
これによってドアの開閉時のストレスが大幅に改善されました。
しかし、続いて浮き彫りになったのが「ラッチボルト」の不具合。
ドアノブを操作してもラッチがうまく引っ込まず、開けづらい状態。
こちらもパーツを新しいものに交換。
さらに、原因の根本にあったのが「ドアクローザー」の不調。
勢いよくバタンと閉まってしまうことで、ラッチや鍵に無理な衝撃が加わり、結果としてそれぞれのパーツの不調につながっていました。
そのため、最後にドアクローザーも新品に交換し、動作スピードや閉まり方を丁寧に調整して施工完了。
ドアの建て付け・開閉・鍵の動作がすべてスムーズになりました。
今回はドア全体の「構造的な不具合」を丁寧に読み解き、それぞれの症状を一つずつ潰していくことで、大掛かりな工事をせずに済ませることができました。
お客様の声
「いや〜もう、本当に助かりました…。」
もともと鍵交換だけで済むと思ってたのに、交換しても直らなくて。別の業者には“もうドアごと交換しかない”とか言われて、70万くらいかかるって話で…正直気持ち的にもお手上げだったんですよ。
鍵屋さんって、“鍵のことしかやらない”って印象が強くて、どこに相談したらいいかも分からずに困ってたんですけど、ネットでいろいろ探してたら、なんか髭の方がテレビに出てたのを思い出して、“あ、この人じゃない?”って。それで公式ページを見つけて、お願いしました。
実際に来てくれたらすごく丁寧で、ひとつひとつ原因を調べてくれて。
結果的に、鍵とかラッチとかだけじゃなくて、そもそもの建て付けとかドアクローザーの動きが原因だったってわかって…。“全部繋がってるんだな”って納得できました。
今ではドアもスッと開いて鍵も軽くなったし、ドア閉めた時の音も静かになったし、最高です!ほんと感謝してます
今回のお客様であるS様。なんと剣道で7段の実力だとか。
不具合のある箇所を伝えたら、流石の判断速度で即交換&修理を決めてくださいました。
